










結局父は母が亡くなった日から今まで一度も生活する上で困ったことはないわけです。
1週間ぐらいは弟が実家に泊り込んでいたので
弟嫁が父の朝御飯の準備から透析への送り出し、帰ってきたらお茶入れまで全てやってくれましたから。
で、弟が帰るタイミングで運良くしばらく病院へ入院させてくれることになったので
そのままいつものように入院の荷造りは誰か(このときは弟嫁)がしてくれて自分は身一つで病院へ。
入院の手続なんかも弟がやってくれましたし
行くときも当然弟が送っていったので、自分でタクシー呼んで・・・とかもしなくてよかったわけです。
母が亡くなっても父の生活は何ら変わらない
=何も困らない
しかも、自分が入院(その後施設に行くのは確実)するんだったら
母亡き今、家が空き家になるのは分かっているので
普通は仏様(母)の心配しません?!
真っ暗な雨戸閉めっぱなしの誰もいない家に母の遺骨と位牌を一人寂しく置いておくなんてかわいそう
私は一番にそれを考えましたよ!
なのに、あの父、弟がこれで帰る(家がしばらく空き家になる)と言ったとき
何て言ったと思います?!
「電気のコードは全部元から抜いておけ(電気代もったいない)」
え?そこ?!
昔からケチな父でしたが
(私が学生のころ電気つけっぱなしで寝た日にゃーめっちゃ怒られた)
こんなときまで待機電力の心配かと膝から崩れ落ちそうでした
そのほかにも
新聞は止めたかとか
後日も病院から私に電話してきてまで
「お母さんが取ってた掃除のやつ
(多分ダスキンのことを言ってる)
あれももったいないからもう止めろ」
とか、そんなセコイことばっかり気がつきますが
(ほんっとに細かい男!)
肝心の
お母さんの遺骨と位牌(要するに供養)は今どうしているのか
ということは葬儀終わってから今まで一度も
父から聞かれたことはありません
うちの父も昭和の男で愛情表現はニガテなのだとは思いますが
それを差し引いてもあまりにも・・・・です
去年父が老健から自宅に帰ってくるのをすごく嫌がっていた母ですが・・・
あれから3か月もたっていないのにこんな父だからもうストレスマックスだったんですかね
そして亡くなってからもこれでは本当に母がかわいそうで
親に言われるがまま好きでもない人と結婚して
親2人も介護してやっと自由になったと思ったら
今度は自分の夫の介護。
母の人生って幸せだったのかなって思います。。。
この記事を書いたとき
自分のダンナが父とそっくりという意見を
コメントやメッセージでもいただきました。
それまで俺様だった人が奥さんが亡くなった後
後悔するパターンもあるとは思いますが
ウチは違いました
今はこうだけどそのうち私に感謝してくれるかも?
なーんて思っている人、最後までこういうパターンもありますのでね。
考え直すなら今!(笑)
なので私は
んもう!お母さん死んでもお父さんはやっぱりああいう人だったよ!
ってお線香上げながら毎日母にこの小さい男の報告をしています。
生きているとき、母と長電話していたときのように・・・・。
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日曜日に父の着替えを取りに行った実家は
めちゃくちゃ寒かったです
やっぱり人が住まないと家の中の空気が本当に冷たい
このときは長女と行ったのですが、二人で話すと家の中なのに息が白かったです(笑)
母はいつもきれいにしている人だったので
近所の人や親戚が出棺前にお顔を見に来たときも
私たちは特に片づけをすることなく、すぐに家に人をあげることができました。
客用の座布団などもきちんと所定の位置にしまわれてあり
お客様にすぐに出したりすることもできましたしね^^
やっぱり日頃から片づけておくって大事(・`ω´・)キリッ
亡くなってもなおお手本の母です
では、また~(^_^)/~~
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